太陽光パネルは鳩や鳥たちの集合住宅?
原田です。
先日は、栃木の集合住宅に設置してある太陽光パネルの鳥害対策に行ってきました。
太陽光発電の需要が多くなるにつれて増えているのが、太陽光パネルの鳥害対策です。
ソーラーパネルに一度巣を作られると糞害がひどく、ソラーパネルも糞で汚れ発電効率に影響が出ます。
またパネル部や内部に糞がたまるので、故障の原因にもなります。
では、太陽光パネルの隙間になぜこんなに巣を作るのでしょう?
理由は、3つあります。
1つは、外敵から身を守りやすく安全ということです。
太陽光パネルの隙間は、小さくカラスや、ワシタカ、猫など天敵となるものが入れず安全であると言えます。
2つ目は、待機場所としても最適。
ソーラーパネルは通常屋根の上にあります。
鳩は、餌場への待機の為に高い屋根の上などで待機します。
そのすぐそばに安全な場所(ソーラーパネル)があるので被害に合いやすいと言えます。
3つ目は、冬でも暖かで雨風もしのげる。
屋根は気温が高くなおかつ雨風もしのげる為、住処としても快適です。
これらの点から、ソーラーパネル下は営巣箇所にしやすいということがご理解いただけるかと思います。
しかも、営巣するのは鳩だけではありません 雀やムクドリなども棲みつく場合があります。
これらの被害を防ぐには、ネットで隙間なく塞ぐ必要があります。
ただし、単純にネットを張れば良いというものではありません。
鳩や得に雀などは、本当に小さな隙間があれば侵入しますし、屋根もフラットではありませんので
その形状に沿ってネットを隙間なく張る事が大切です。
ここまで貼れば、鳩はもちろん雀の侵入も防げます。
最近になって、ソーラーパネル付近に鳥がいたらそれは危険信号かもしれません。
皆さんしっかり注意してくださいね!