鳩対策の施工について
こんにちは、谷です。
今回は実際の施工のことについて、少しお話したいと思います。
鳩は高いところに待機や休憩し、常に餌場やねぐらを探しています。
ですから、糞被害が高所にも及んでいるので、当然のことですが、作業は高い所で行います。
方法は、足場を組んだり、ロープで降下したり、スライダー(梯子)を使って行ったりといくつかあるんですが、今回はスライダーの作業についてお話しします。
上の写真は先日の施工現場ですが、換気口に鳩が侵入しないように、ピーコンネット18で塞ぐ作業でした。
使ったスライダーは最長で10m伸ばせるもので、かなりの高さまで上がることができます。
これが思っている以上に上に昇るほど、しなって揺れるわ揺れる!
スライダーが転倒したら、一巻の終わり!
ということがあってはいけないので、2階の窓と窓からロープを這わして、スライダーの転倒防止、安全対策を取ります。
また、自らの滑落防止のためにハーネスを装着し、スライダーに紐で括り付けておきます。
想定される危険に対して、二重三重の安全策を講じて作業をしています。
このように鳩対策は危険との隣り合わせです。
たかが鳩対策、されど鳩対策なんです。
2015.09.10 施工