スタッフブログ

鳩にも人にもやさしく、しかも効果テキメンな鳩対策方法を鳩被害状況に合わせてご提案いたします。

新築工場の鳥害予防①

皆さん、こんにちは!近藤です。
今年は梅雨入りが遅かった影響で、9月に入っても暑い日が続いてますね。

さて、先日(9月2日)に日本鳩対策センターはニュースリリースを発行しました。
その内容は…
工場・ビル管理者の課題を解決、新築時の鳥害予防でコストを38%削減
鳥害対策業界三大手の日本鳩対策センターが、鳥害予防ノウハウを公開
です!!

ということで、このブログで新築時の鳥害予防方法についてご紹介させていただきます。
何シリーズかありますが、本日は工場です。

ここ数年で、設計事務所さんから新築時の鳥害予防についてご相談いただくことが増えました。
鳥害が世の中に認知され、また鳥害が増えている背景があり、鳥害予防を希望する施主様が増えてきました。
工場や倉庫は特に、周りが田畑の地域へ建設することが多く鳥が潜在的に多くいるため、事前の対策は重要となります。

なぜ、事前の鳥害予防対策が必要だと思いますか?

まずはコストについて。
新築時や被害発生前と被害発生後の対策では約1.5倍も変わってきます。
新築時や被害発生前に対策をおこなったほうが安く済みます。

次に建物管理・維持、資産価値について。
鳥の糞は金属を腐食させるため、糞が付着した折半屋根や庇の梁は錆びてきます。
糞を放っておくとどんどん建物が汚くなります。
でも毎日糞の清掃をするのは大変な労力と人件費がかかります。
なので、新築時や被害発生前に対策をおこなって、鳥を建物に止まらせない・近寄らせないことで、
建物を管理・維持を負担なくすることができます。

最後にリスク管理です。
工場の庇に鳥が止まったり、工場内に侵入して天井に止まったりしたら、大切な商品や工場ラインに糞が落ちてしまいます。
万が一、商品に糞がついてしまったら…大変なことになります。
そして、工場の中に鳥が侵入してしまった場合、対策費用が高価になります。
なので、事前の対策がとても重要になります。

では、実際に新築時や被害発生前にどのような対策が必要でしょうか。
CD、カラスの置物?
効果ないです・・・

薬?
効果はありますが、1年や3年で効果がなくなるため、その都度塗り替えが必要です。
費用がかかりますね。

当社では、電気ショックの設置を主におこなっています。
電気ショックの話をするとよくワイヤーではだめですか?と聞かれます。
ワイヤーと電気ショックでは効果が全く異なります。
ワイヤーは止まらせにくくする
電気ショックは止まらせない、建物に近寄らせない
効果があります。
なので、工場や倉庫といった大きい建物では、電気ショックが最も効果を発揮します。

これは折半屋根の端部に電気ショックを設置しています。
まずは建物の端部に止まる習性を生かした対策です。
電気ショック非常に高い効果を得ることができるため、多くの施主様からご好評いただいております。
また、設計事務所様からもリピートいただいている対策内容です。

当社は施工だけでなく鳥害対策の設計も行ってるので、どんな対策をしていいか困った場合は遠慮なくご相談ください。

対策内容はもちろん電気ショックだけではありません。
次回、庇の対策方法を紹介します!

2019.09.09 施工