どこでも見かける鳩はどんどん増えているのはなぜ?
こんにちは、谷です。
しばらくブログ担当から外れていたのですが、再び担当となりました!
皆さま、またよろしくお願い致します!
さて、桜の季節も終わりに近づいて、暖かくなってきました。
この時期になると、お客様からよく聞かれることがあります。
それは、暖かくなると鳩が繁殖期を迎えて、この期間に卵を産んで、鳩が活発に動き出してくるんじゃないかっていうことです。
確かにそうなんですが、だからといってこの時期だけに卵を産むっていうわけではないんですね。
鳩は3月~11月の間に5~7回も卵を産みます。つまり、繁殖という点で見たとき、決して春先の時期だけだということにはならないんです。
だから、鳩が減らずにどんどん増えていくんですね。そして、卵を産む回数が多いという理由のほかに、減らない理由があります。
鳩が減らない理由とは?
一つ目は、繁殖能力が強いからでしたが、2つ目の理由は天敵が少ないことです。鳩の天敵は、カラス、ワシ、タカ、フクロウ、そして猫ですが、実質の天敵はカラスと猫になります。
3つ目の理由として、エサが豊富にあることが挙げられます。鳩は雑食性で、基本的に何でも食べます。町中にいけば、公園があってエサをあげる人がいたりしますし、郊外に行けば畑や河原などあります。ですから、いたるところが鳩にとってのオアシスといえます。
4つ目、これも理由として大きいのではないでしょうか。鳩は鳥獣保護法によって、捕獲や殺傷が原則禁止されている生き物です。当然、中国のように鳩を食する文化も日本にはないので、増える一方ということになります。
2018.04.11 鳩について