鳩の天敵について
原田です! 今日は鳩の天敵について話したいと思います。 生き物には、少なかれ自分たちにとって脅威となる天敵と呼ばれる生物がいる場合がほとんどです。 人間は直接的な天敵といわれる生物はいませんが、その他の生物は食物連鎖のピラミッドの中で生態系が成り立っています。 ただ最近は人間による間接的な要因でこれらのバランスが崩れてる事も多く見られますよね。 ドバトもそれらに当てはまるかもしれません。 ドバトの天敵は同じ鳥類であるカラス、ワシ、タカ、フクロウです。 加えて、猫等も天敵です。 同じ鳥類であってもカラスは雑食で、ワシ、タカ、フクロウは肉食であるため、鳩を食べることがあります。 ドバトの天敵は野生では前述のとおりですが、現在町中で増えているドバトの場合、住宅地にワシやタカ、フクロウ等がほとんどいない為、実質的にカラスと猫だけが天敵となります。 但し、町にいるカラスや猫等も町中はゴミなど餌も豊富なため、鳩だけを食べるわけではなく、エサがたくさんある事から捕食数も少ないと考えられます。 また、ドバトは鳥獣保護法で守られているため、人による捕獲等も基本禁止されています。 中国やフランスなどは食用としてドバトを食べていますが、日本では唯一食用として認められているのが、キジバトのみです。 あたらめて考えると、ドバトの天敵は非常に少ないことが解りますね・・・ 鳩が増えている原因はこういった天敵の少なさや、人との関わりが原因とも言えます。 上手く自然の動物たちとどう関わるか・・・ 鳩だけではなくこれからの大きな課題になりそうですね・・・
2015.09.09 鳩について